flumpool復活、涙のZepp Tokyo

2019.2.28
ついにこの日が…
2017年12月3日、パシフィコ横浜の公演で声の出ない隆太さんを目の当たりにした。
あんなに歌えない隆太さん、初めて見た。その日にステージの上で自分の声の不調を涙を堪えながら私たちファンに話してくれた。私たちが辛い時はいつも素敵な音楽で支えてくれたflumpool。なのにメンバーが辛い時にはその姿を涙を流しながら見守ることしかできない。なんだろう、不甲斐ない…なんて思ってたけど、その日のライブは歌えなくなった隆太さんに向かって客席から自然と大きな合唱が。どんどん大きくなる歌声。「あ、この会場にいるみんな思っていることは一緒なんだな」って。今まで隆太さんに、flumpoolに、もちろん他のアーティストさんにも背中を押されて生きてきたみんななんだな、なんて。。

そんな辛いでも暖かかったライブから1年。
活動再開を発表して初めてのファンクラブイベント初日。
FCの認証がうまくいかずにライブ開始時刻から押すこと45分。当初は仕事で間に合わないかも…でも行きたいから遅れてでも行く!と話していた友達と無事に落ち合い、ライブスタート。

暗転してからのいつも通りの小芝居染みたナレーション。
隆太さん抜きの3人での影アナはもうひどいw


ライブは「花になれ」からのスタート。
これももう泣いた。過去最高にステージが見えなくて初っ端隆太さん全く見えなかった。でも声だけでもステージで歌ってる隆太さんを生で感じることができて幸せだな〜って。
『行くぜ東京!!』の煽り、伸びのある声、山村隆太の復活だった。

『みんなただいま!待たして悪かったね、今日は最高の1日にしよう!』
隆太さんの掛け声で始まった「Music Surfer」はサビでなんとなくちょっとまだ高い声が出にくいのかな、っていう個人的な印象。低い声は活動休止前の隆太さんそのもの。

3曲目の「今年の桜」で歌ってる隆太さんをやっとはっきり視界に捉えることができて私の涙腺崩壊。大好きなflumpoolが目の前で演奏してて大好きな隆太さんが目の前で歌ってる、この場に居られることは当たり前のことじゃないんだ、って今回の活動休止を経験して改めて実感。ここら辺からだんだん裏声も綺麗に出てきて最初の声の出づらさはやっぱり緊張してたからなのかな〜なんて。

隆『来てくれてありがとうね、雨の中待たせちゃったし…。この3曲、心がいっぱいです。」


「夜は眠れるかい」はまさか歌うと思わなかった。Aメロとかは低いから歌えるだろうけどサビ声出しにくいんじゃないかな?って思った。FCツアーだしステージ上でどんな感じになるのかいろいろ試したかったのかな。個人的にはflupoolのこういうちょっと激しい感じの曲も好きだからご馳走さまですって感じ!落ちサビの[生きるすべとはクソみたいな 愛情友情押しつけんじゃねーよ]のところの歌い方、ちょっとダミ声?みたいな感じで歌ってた番組があってそれが本当にかっこよくて好きなんだけどやっぱり今回はそういう声ではなく普通に歌ってました。ちなみに尼川さん何回か音外してましたよね?wっていうベース音フェチw

一『俺いっつも思うねん。「夜は眠れるかい」歌うけどそういう曲のあとのMC俺にさせんのやめてくれへん?wこのあと何から話せばええんやろって思うねん。』

隆「ええやん、かっこよくやったらええやん。」

 

からの曲終わりでかっこよく決められるか話。一生さんはワンオクと友達みたいで「Takaやったら〜」とか言ってたw確かにTakaだったらなんの曲のあとでもかっこよく決められそうw

 

そんな話から隆太さんの真面目な話。1年間の活動休止を経て、思ったこと、感じたことを話してくれました。隆太さん、周りに頼ることができなくて一人で抱え込んで溢れちゃったんだね。。「意外と人いに頼ってそうでしょ?」なんて言ってたけど、私の隆太さんのイメージは溜め込んじゃうタイプのイメージ。強がりなわけじゃないけど人に弱みを見せないでいつも元気に明るく振る舞うのが当たり前、って考えてそうなイメージ。

でもこの1年を通して隆太さんも自分の性格を見つめ直していたみたい。小さい時から一緒の元気さん一生さんだったり、あんなにしっかりもののリーダーだって、いつもライブの最後に「日本一のスタッフに拍手を」って言える最高のスタッフさんの囲まれていて、今回のように隆太さんのピンチにたくさんの人が関わってくれて、手を差し伸べてくれる人がたくさんいる。人は一人じゃ頑張っていけないんだなって実感したって話してくれました。そんな1年間で支えて繋がってくれた人たちを想って言葉にした曲、『つながり』を歌ってくれた。


隆太さんの想いが本当に詰まった歌詞。
1年間、いろいろ考えて悩んで悔やんでそれでも希望を持ってみんなの期待に応えるべく頑張ってきた人だからこそ歌える曲だなと。flumpoolらしい曲っていうのかな、背中を押してくれる寄り添ってくれるイメージ。この曲で今まで練習してきたのかな、って思うくらい隆太さん声で出てた。


ライブお決まりの曲、『ハイドレンジア』!

前奏始まって隆太さんなにか喋ったと思ったらやらかしましたよ、さすがです。
隆「$%^&*…(ちょっと聞き取れなかった)大阪〜!大阪じゃないや横浜〜!!」
いやいやいやいや!!!!!山村さん、散々横浜言うてはりましたやん。なんでここに来て急に大阪?しかも言い直し方可愛いw
ついでに尼川氏ちょいちょい音外してて気になったw
これはいつも通り隆太→一生→元気→隆太の流れ!これ音源化するってなった時、ライブ限定の曲なのにな〜って少し残念だったけど…この流れはライブでしか聞けないからそれはそれで嬉しいな〜って。しかも尼川さん昔のままの感じで歌ってくれるから好き。

からの大好きな曲の1つ、『two of us
ハンドマイクで右にも左にも歩いてくれて隆太さんの姿ちゃんと見れた。歌うと思わなかったから嬉しかった〜。歌詞が素敵。テンションめっちゃ上がった!!!

隆「ありがとう!めちゃくちゃ楽しいけど次の曲でラストです!」

『World beats』
マイクの声いじってるからかなんだか今までの隆太さんと同じに聞こえた。
しかも1番楽しそうだった!サビ前の「行こうぜ!」の声が最高に幸せそうだった!
ファンのみんなもすごい声出てたし実際私もすごい幸せな時間でした。
最後の煽りも隆太さんが終始楽しそうでライブができる、みんなと歌えるっていうその瞬間を噛み締めてるみたいに見えた。
相変わらずのピックにキスして投げるのはあざといよな〜。あれ最高にかっこいいよな〜。

これで1部は終わり、ここからは一生さんが頑張ったというCMパロディーの流れwグッズ紹介をここまでおもしろくやるってすごいよ、しかも映像じゃなくてラジオでだよ?さすがだよね〜。
私はタケ○トピアノのパロディーが好きだったな〜。
めっちゃ笑ったw途中で音響のトラブルがあって最後まで流れないものもあったけどそれもご愛嬌。


2部はファンクラブライブならではのネットで募集した質問に対して答える的な。
FM SAKAIで聴けるとのこと。

ライブの時より4人の姿を見ながら楽しめたから満足!
途中で隆太さんが何かにツボって爆笑してたのがなんなんだろう…って気になるけどすっごい可愛かった!インテロで流れるけど映像じゃないのが悔しいくらい、今まで見たことないほどの爆笑隆太さんだったw

1つ目のお題は「○○といえば…」
最初の例題で「赤い食べ物といえば」に対してトマトとりんごで2対2できれいに分かれるflumpoolさん。ごめん、私もりんご派やわ。
ということでさっそくお題へ!

ちなみに4人1回も揃わなかったら解散の方向でw

①山村が歌うカラオケの18番といえば…

隆「朝がまた来る」
一「朝がまた来る」
元「傘の下の君に告ぐ」
誠「傘の下の君に告ぐ」

 

 

flumpoolの隠れ名曲といえば…

「サイレン」
一「最後のページ」
元「東京哀歌」
誠「Sprechchor」


③サザンの曲といえば

隆「希望の轍
一「TSUNAMI
元「愛の言霊
誠「勝手にシンドバット」

 

 

④尼川の嫌いな緑の野菜といえば(最早ゲームの趣旨が変わっているw)

隆「きゅうり」
一「きゅうり」
元「きゅうり」
誠「ピーマン」

会場大ブーイングw
誠司さん曰く「丸いのって言うたやん!!!!!」とのこと。
確かに言ってますけど自分も尼川が苦手な野菜って言うてましたやん。そしたらきゅうりですやんw

隆「これはひどいw」
一「脱退やわw」

とのこと。。いや、flumpoolのドラムは誠司さんじゃないと!!!

 


ということで次はみんながファンクラブ宛に送った「好きな人のためにここまでしました」というお題のお便りから選んで読むというコーナー。
ファンとのふれあいを大事にするflumpoolならでは。マイクも渡してその人の目見てちゃんと話きいてあげてました!ここのコーナーはインテロのFM SAKAIで詳しくどうぞw
私は送ってないので書いて送ればよかったな〜なんてw
次の機会にはちゃんと送ろ〜!!

最後はまたライブ。
INTERROBANGの曲作ったって言ってたけど、ごめんなさい。ちゃんと確認してないので知らなかったです。でもすごくすごくいい曲でした。

サイモンさんいないのに始めようとしちゃう隆太さん。
尼川さん、「次からサイモンさんトークに来ます?」とちゃっかり誘うwそれを山村さん普通に「いや、あの人話長いで」とばっさりwしかもまだサイモンさんの準備できてないのに「それでは聞いてください」で曲始めようとしちゃうところwさすがっすねw

『INTERROBANG』
ファンの人の言葉から歌詞を書いたって言ってたね。隆太さん、あんだけ喋って緊張が解けたのかいい声でした。優しいflumpoolらしい曲調ですごく好きな曲。歌詞も素晴らしいね。歌い終わったあとの「ありがとう」もすごく優しい声でした。

隆「1年、INTERROBANGという僕たちとのつながり、無期限の活動休止だったにも関わらず、ずっとずっと待っててくれていたみんなと今日こうやっておんなじ時間を過ごせたこと、本当に嬉しいです。振り返ってみると歌う自分が好きで始めたこと、音楽が好きで、バンドが好きで始めた音楽だったのにいつの間にか好きなものから拒否されていっているような気にもなったことがあったんです。でもだからこそ、そんないろんな思いを巡った時に今ここに立てることが本当に夢のようです。いつまた声が出なくなるか分からない、本当に歌えなくなることがあるかもしれない。でも好きなものを好きなだけ、好きでいてあげる、そういう瞬間っていうのは本当に大切なんだなと思うんです。だからこそ今日という日を使って僕たちに会いに来てくれたこと、本当に嬉しいです。そんな気持ちを持って最後の歌届けたいと思います、聞いてください。」

『とある始まりの情景〜Bookstore on the hill〜』
隆太さんのMCから始まったこの曲、生で聞くのはもしかしたら初めて?どこかのツアーで歌ってたかな?でもその時よりもグッとくるものがあった。隆太さんが1年間何を考え、何を思って過ごしてきたか、活動再開に向けてどれだけの努力をしてきたか、苦しい思いをしてきたか。全部がこの歌に詰まってた気がする。声が出なくなって歌えなくなったあのパシフィコのライブから、ステージに立つことがどれだけ怖かっただろうか。今まで弱みを見せなかった隆太さんが初めて私たちの前で涙を堪えながら自分の不調を訴えてくれたあのライブ、きっとそこからメンバースタッフさんともたくさん話し合って今後の隆太さんを想って活動休止という選択をしたことも。それが結果、無期限の活動休止からたった1年で活動再開に繋がったんじゃないかな。なんて思う。


隆「今日からまた新しいスタートです!みなさんぜひこれからもよろしくお願いします!!本当にどうもありがとうございました!flumpoolでした!!」

メンバー紹介まで終わって決まった!って感じの瞬間にマイクを落とすという痛恨のミスを犯す山村隆太wwwさすがとしか言いようがありませんwwいつものように噛むしこういう天然なところちょいちょい出してくるから好きなんだよね〜w「こんな締められないボーカルいる?」と自分で自分にツッコミをいれておられましたw


いやー文字に起こすといろいろあったペンミだな〜なんて。隆太さんの声はやっぱり100%復活したわけじゃないしまだ不安定なところもあったけどパシフィコから考えたら復活してるはしてる。きっとFCツアーを経てもっと今までの隆太さんに近づいていくんだろうな、って確信した。
久しぶりのあのゆる〜い感じも懐かしくて、「あ、これがflumpoolだよな」って再確認できた気がする。なにより隆太さんが本当に楽しそうに幸せそうに歌っている姿をこの目で見れて私も幸せだった!やっぱり好きな人が幸せだと自分も幸せになれるよね!
ホールツアーも無事に当たったし!きっともっと復活してるflumpoolを見ることができるんだろうな、って今からめちゃめちゃ楽しみ!

無期限の活動休止からたったの1年で戻って来てくれてありがとう。隆太さんがステージに立ててよかったって言ってくれたのと同じくらい、4人がステージに戻ってきて音楽を鳴らし続けてくれてることが本当に幸せです。この活動休止があったからそういう当たり前のことに改めて喜びを噛みしめることができました。苦しいこと、悲しいこと、お互いいろいろあった1年だったと思うけど、これからはまた背中を押してください。支えてください。そのかわり、また何か辛いことがあったらファンのみんなに話してね。私たちはいつまででも隆太さんの、flumpoolの味方なので。。